今回は今週各地で開催されるワールドカップ予選について書きたいと思います
南米予選
ここまで前回ワールドカップ王者のアルゼンチンが好調さを維持しており守備では全チーム最少失点の申し分無いスタートを見せています
アルゼンチンを追うウルグアイはヌニエスら若手の活躍により全チーム唯一の二桁得点を決めており攻撃の厚みが増しました
ベネズエラは初のワールドカップ出場へ向けて大奮闘を見せています
気になるのはブラジルがスタートダッシュで出遅れてしまった点です
次々と良い若手選手が育って来ているブラジルですがネイマールクラスの決定力が高く局面を打開できる選手がいないのがこの順位に現れている気がします
※6節までの順位表
※()はFIFAランク
チーム | 試合 | 勝 | 分 | 負 | 得点 | 失点 | 勝ち点 |
アルゼンチン🇦🇷(1) | 6 | 5 | 0 | 1 | 8 | 2 | 15 |
ウルグアイ🇺🇾(11) | 6 | 4 | 1 | 1 | 13 | 5 | 13 |
コロンビア🇨🇴(9) | 6 | 3 | 3 | 0 | 6 | 3 | 12 |
ベネズエラ🇻🇪(37) | 6 | 2 | 3 | 1 | 6 | 3 | 9 |
エクアドル🇪🇨(27) | 6 | 3 | 2 | 1 | 5 | 3 | 8 |
ブラジル🇧🇷(5) | 6 | 2 | 1 | 3 | 8 | 7 | 7 |
パラグアイ🇵🇾(62) | 6 | 1 | 2 | 3 | 1 | 3 | 5 |
チリ🇨🇱(43) | 6 | 1 | 2 | 3 | 3 | 7 | 5 |
ボリビア🇧🇴(89) | 6 | 1 | 0 | 5 | 4 | 14 | 3 |
ペルー🇵🇪(42) | 6 | 0 | 2 | 4 | 1 | 8 | 2 |
アジア3次予選
各グループ上位2チーム(合計6チーム)がワールドカップ出場権獲得、各グループ3位と4位(合計6チーム)は4次予選へ
いよいよ木曜日から始まる3次予選、グループAの注目はアジアで2番目にランキングが高いイランとアジアカップ連覇のカタールです
イランは積極的に世代交代を行なっていますがアジアでの強さは健在でインテルに加入したタレミは非常にシュート精度の高いFWです
ただ最近のイランはディフェンダーが弱点になる試合も多く失点が目立ちます
カタールはアフリカ系選手の強力カウンターでアジア屈指の攻撃力を誇ります
前回大会は開催国の為予選免除でしたが今回は自分達の手で予選突破を掴みたい所です
他にも中東の強豪UAE、中央アジアのダークホースウズベキスタン、成長著しいキルギス、更にはデータが少ない北朝鮮など様々なチームがいます
グループBでは韓国以外全て中東のチームになりました
一見韓国は容易にグループステージを抜けられるように思われますがイラクはアジアカップで日本に勝利しヨルダンもアジアカップで韓国に勝利しており厳しい戦いが予想されます
オマーン、パレスチナもどんどん力を付けており古豪クウェートも勢いに乗ると読めないチームと言えそうです
グループCは日本、オーストラリア、サウジアラビア、中国がまたしても同じグループになりました
日本は怪我から復帰の三笘が代表入りし元日本代表の長谷部コーチも臨時参加する事が決まり非常に良いニュースが多い印象を受けます
オーストラリア、サウジアラビア、中国は最近の対戦ではあまり苦戦していませんが油断は禁物です
更には今回ワールドカップ予選では久々の対戦となるバーレーンと初めて3 次予選進出を果たしたインドネシアも良いサッカーをするチームです
※()はFIFAランク
グループA | 試合 | 勝 | 分 | 負 | 得点 | 失点 | 勝ち点 |
イラン🇮🇷(20) | |||||||
カタール🇶🇦(34) | |||||||
ウズベキスタン🇺🇿(61) | |||||||
UAE🇦🇪(69) | |||||||
キルギス🇰🇬(102) | |||||||
北朝鮮🇰🇵(110) |
グループB | 試合 | 勝 | 分 | 負 | 得点 | 失点 | 勝ち点 |
韓国🇰🇷(23) | |||||||
イラク🇮🇶(55) | |||||||
ヨルダン🇯🇴(68) | |||||||
オマーン🇴🇲(76) | |||||||
パレスチナ🇵🇸(96) | |||||||
クウェート🇰🇼(136) |
グループC | 試合 | 勝 | 分 | 負 | 得点 | 失点 | 勝ち点 |
日本🇯🇵(18) | |||||||
オーストラリア🇦🇺(24) | |||||||
サウジアラビア🇸🇦(56) | |||||||
バーレーン🇧🇭(80) | |||||||
中国🇨🇳(87) | |||||||
インドネシア🇮🇩(133) |
オセアニア1次予選
1次予選(サモア🇼🇸開催、勝者が2次予選進出)
準決勝
9月6日 クック諸島🇨🇰(186)対トンガ🇹🇴(200)
9月6日 アメリカ領サモア🇦🇸(187)対サモア🇼🇸(192)
決勝
9月10日 クック諸島🇨🇰対トンガ🇹🇴の勝者対アメリカ領サモア🇦🇸対サモア🇼🇸の勝者
オセアニア2次予選
オセアニア2次予選(ニュージーランド🇳🇿、パプアニューギニア🇵🇬、バヌアツ🇻🇺開催)
各グループ上位2チームが3次予選進出
今回のワールドカップからオセアニア地区に初めて1枠が与えられプレーオフで南米や北中米に屈してきた苦い歴史が終わりました
そのオセアニア地区で予選突破最優力候補となるのはニュージーランドです
オセアニア予選のみならずアジア予選でも十分戦える戦力と確かな技術を持っており昔ながらのロングボール戦術に最近はパスサッカーを融合させており様々なシュチュエーションに対応できるようになってきました
ニュージーランドの壁は非常に厚いですがソロモン諸島、フィジー、タヒチなどはスピードがある選手もいるのでカウンターが決まればサプライズを起こす可能性もありそうです
※()はFIFAランク
グループA |
ソロモン諸島🇸🇧(141) |
フィジー🇫🇯(153) |
ニューカレドニア🇳🇨(160) |
パプアニューギニア🇵🇬(168) |
グループB |
ニュージーランド🇳🇿(94) |
タヒチ🇵🇫(158) |
バヌアツ🇻🇺(162) |
1次予選勝者 |
今回はここまでになります
ブログを読んでいただきありがとうございました