5月22日ヨーロッパリーグの決勝戦がスペインのビルバオで行われトッテナムが見事に優勝を飾って大会は幕を閉じました
そこで今回はヨーロッパリーグ決勝を振り返ってみたいと思います!
試合内容
UEFAヨーロッパリーグ決勝戦、トッテナム対マンチェスターユナイテッドの試合が21日にスペインのビルバオで行われトッテナムが1-0で勝利を収め、EL優勝を決めました!
プレミアリーグでは第37節(次戦が最終節)の終了時点で17位と苦しいシーズンを送っているトッテナム対するユナイテッドも16位と低迷している非常に珍しい対戦になりました
序盤から両チームが攻撃的な姿勢を示し、激しい攻防が繰り広げられる中均衡を破ったのは前半42分、MFパペ マタル サールのクロスにブレナン ジョンソンが合わせてゴールを奪いました
後半に入るとユナイテッドに終始押し込まれる場面が目立つようになりますが守護神グリエルモ ヴイーカーリョを中心に粘り強く耐え凌ぎます
そして68分にこの試合の明暗を大きく分けたプレーが飛び出します
ユナイテッドが敵陣中央でのフリーキックから前線へロングボールを送ります
そのボールをグリエルモ ヴィカーリオが判断を誤り、まさかのキャッチミス、このこぼれ球に素早く反応したラスムス ホイルンドはがら空きのゴールに落ち着いてヘディングシュートを放ちます
スピードもそれなりにあった為ユナイテッドの同点ゴールはほぼ決まったかに見えました
しかしカバーに入ったオランダ代表DFミッキー ファン デ フェンがゴールライン際で驚愕のジャンピングクリアをし同点弾はなりませんでした
その後もトッテナムはユナイテッドの猛攻にさらされながら、最後まで集中を切らさず1点のリードを守り切り1-0で勝利しました
この結果トッテナムは実に41年ぶりとなるEL制覇(83/84シーズンに前身のUEFAカップを制して以来となるEL制覇)を成し遂げ2シーズンぶりににUEFAチャンピオンズリーグの出場権獲得も果たしました
敗れたユナイテッドはタイトル0でシーズンが終わり来シーズンからは再起を誓う一年となるでしょう!
今シーズンのヨーロッパリーグの傾向と来シーズン起こり得る事とは?
ここからは今シーズンのヨーロッパリーグ全体的な傾向と来シーズン起こりうる事を書きたいと思います
まず今シーズンからは本大会のフォーマットが変更されており本大会の参加チームが36チームに増加しています
更にグループステージにかわって36チームが1つのリーグを形成するリーグフェーズが導入され各チームは異なるチームとホーム&アウェイで4試合ずつ計8試合を行い、1位から8位までがラウンド16に進出し、9位から24位までがノックアウトフェーズプレーオフに進出する仕組みになりました
その後は従来と同様のノックアウトフェーズを行い優勝を決める形になっています
リーグフェーズではビルバオ、ラツィオ、マンU(リーグフェーズ無敗、最終的に決勝が唯一の敗戦)、トッテナム、リヨンなどの強豪が順当に突破を決め大方予想通りの結果になりました
ただノックアウトフェーズプレーオフから徐々に波乱が起き始めます
まず優勝候補にもなりそうなガラタサライがAZに2試合合計3−6で敗れ早々と大会を去ります
そして準々決勝ではラツィオがノルウェー🇳🇴のダークホースボデに2試合合計3−3(PK2−3)PK戦の末敗れました
最終的にボデはトッテナムには2試合合計1−5で屈し決勝進出を逃しましたがカスパー ヘフ(ノルウェー🇳🇴)が7得点で得点王に輝くなどかなりのインパクトを残しました
そして来シーズンはヨーロッパリーグにボローニャ、クリスタルパレス、ゴーアヘッドなどが参戦します
特にボローニャは2シーズン連続で欧州大会に挑戦できるので経験値的に有利な可能性があります
今回はここまでになります
ブログを読んでいただきありがとうございました